科学技術の進歩と創りたい未来社会、住みたい10年後100年後1000年後の日本社会・国際社会・地球生態系を、共に考え、人間的に、科学 的に、政治的に、多様に進化させてゆく方法を模索していきたい。

2011年5月29日日曜日

Disaster Management-Wiki を早急に作る必要  
畠田陽子
目的
1.今回の日本の経験は、非常に稀な複合長期大災害で、系統だった科学的情報の蓄積も非常に少ない。日本も含め世界の市民・社会に伝え、一人でも多く救われる情報網を発達させる。
2.全市民が、危機管理の基本をつかめ、その背景の科学をつかめ、危機・災害・防災に対する日常的科学的理解・行動を促す構造をつくる.
3.多様な災難から、命と健康を、情報と正しい理解で守る仕組みをつくるーオープンソースで全市民で育て上げてゆくベースを提供する.世界各国のサイトを共有し多様な災害経験と知恵を、随時つみあげてゆく受け皿をつくる。
4.信頼性:競走原理で世界ベストのサイトが見えやすく、緊急時に気付かれ、即使われ、役立てるようにつくる。過去の災難で実際多く使われたテスト済みのサイトは順位が付けられる。技術開発で新たに加えられたサイトは、次の災難時に利用されるよう、あれば避難訓練での使用後のRefもつけておく。避難訓練と実際は違うだろうが、少しでも役立つ。危機管理専門家や国際機関等、関係各界からも、批評をつける。
5.全市民参加型:全市民が学習し、より問題に能動的建設的に関与していけるように仕組みを組む。

方法
今回災害事故後、実際に出来上がったHPから役立つ使いやすいものへ,選択・編集・機能的Link拡大、実際世界中で一番利用されている良いものを作ってきた実績のある 危機管理専門家・グループ・専門国際機関・Webデザイナー等のコラボですすめる・助言をもらう。

具体的内容の提言
緊急時用:これは一刻も早く完成させ、テストしておくべき
1.Mobileがベスト。編集で容量軽く、Mobileに適するように。わかりやすく、検索しやすく、視覚的直感的。流れ図とStepByStep式で避難行動誘導する機能。例 http://m.fema.gov/ http://m.cdc.gov/ http://m.cdc.gov/menu.aspx?menuId=2&language=en
1.1.状況全体像の最新情報を確認できる・必要なら自動告知する、機能も、単純明快に入れる。
1.2.Mobileが緊急時パンクしないよう、緊急時対応バンド拡張自動化も組み込む。関東域地震にも備える-緊急時には、予備MobileSateliteDishを各所に分散させておく。電話通信会社のソフト開発も含め、協定でBandWidthを広げられるようにしておく。グーグルやアマゾンや研究機関などのような巨大容量ミラーサイトの協力も協定で。

2.特に重篤で急速に国境も越え拡散する伝染病対策には、
2.1.データベース共有し世界の最新の知見を元に、伝染病の可能性を最速に認知し、押さえ込み、拡散への閾値を越えさせない対応の決定をする、ことが必須。、
2.2.周辺諸国との正確・すばやい情報交換・初動対応・救援が最重要。初期発見のための市民からの情報も非常に重要。-書き込みSNSも。文化的習慣も考慮する必要。
2.3.これらのデータを下に、被害を最小限に抑える機能を形成するため、その時点で世界が持つ最高の科学技術の知見・方法で、全世界各界協力対応を促進するネットワークの形成が最速で必須。
2.4.市民に適切な対応を導く多言語で国際的、実況報告・対応・救援状況Mobile版で)、緊急時用国際BandWidth拡張協定を組んでおく。

災害後、時間的余裕ができてきたとき用、被災地以外用
3.Internet版で、より良い被災対応・被災理解・教育学習・周知のためのサイト・Webをデザインする。 
3.1.時々刻々変化する全状況把握(例:放射能汚染度市民測定結果も日本全土+近隣国の時空4D Mappingに統一できるよう、測定方法の世界標準化(そのため、中立の国際機関を通して、IAEA/WHO/FAO/GreenPeaceNGOなどから助言を得、地理・物理的環境と食物の関係が正しく理解される測定方法を開発し、決定する。日本だけでもすぐに標準化し国際へ発表し、4Dマップは公開していく)・市民でつくりあげる4Dマップのため、簡単で明確な測定方法を説明・データ書き込みサイト・自動4Dマップ化)
3.2.災害発生後の総合統計分析データ・最も確かな最新の科学的知見・地球環境予報シュミレーション(日本/国際のデータ一覧:病原発生地・放射能・天候・大気・海洋・地球活動・太陽活動・電磁波・その他、必要に応じて)など相互にLinkし、市民理解を促進
3.3.被災対策・短中長期的対応計画が一元的にまとめられ、全体が把握され、詳細も見れるように、構造化された情報。逐次報告されてゆく。
3.4.地域/国家/国際救助チームリスト・責任国際機関リスト等、使いやすくLink
3.5.情報の確かさは、RefRefの出所、投稿元の過去の実績・世界への影響力・利用のされ方等で、誰でも確認できるよう、必ずつけることを義務付ける。

平常時用:整えておくべき
4.全日本・全世界の過去の大災害・統計・分析・地球規模での予報・予想まで。
最新の国際科学的理解水準で全市民(子供から成人・高齢者まで、予備知識無しでも)に周知されるよう、わかりやすく、面白い、科学的論理的説明、仮説の説明。-災害の実例Video・仮想災害経験・仮想避難もできるようにする。できるだけリアルな経験から学ぶ。インターラクティブな統計グラフ・マルティメディアでインターラクティブな科学的・専門的、能動的に学べるサイトに。例などを出発点にhttp://www.fema.gov/ http://www.cdc.gov/ http://emergency.cdc.gov/
5.対応の現状(技術的、人的、施設・機関・国際情報、基金、制度)について理解し、必要に応じて責任部署に直接質問・提言できるSNSサイト(自治体・政府・各機関・個人・専門家その他)をわかりやすくつけ、応答討論が公開で見れ、展開を追える仕組みをつける。

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